⚪︎⚪︎株（グラフト）と⚪︎⚪︎本の違いとは？植毛でよくある誤解を解説！

こんにちは、海坊主です！

植毛を検討していると、「株（グラフト）」や「本」という言葉をよく耳にすると思います。
「1株で何本生えるの？」とか、「5000株って何本分？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか？

特に、植毛のことをあまり知らない段階では「本数」ベースで考えがちです。
FUT法（ストリップ法）での移植を検討している人も、本数で比較しようとすることがあるかもしれません。

しかし、現在主流となっているFUE法やDHI法では、毛根単位で移植を行うため、基本的には「株（グラフト）」で数えるのが一般的です。

FUT・FUE・DHIの違いについては、こちらの記事にわかりやすくまとめています。

実際に私も5000株の植毛を受けましたが、「本数ではなく株で数える」ことの大切さを実感しました。
この記事では、「株（グラフト）」と「本」の違いについて詳しく解説し、どのように考えればよいのかを分かりやすく説明します！

株（グラフト）と本の違いとは？

株（グラフト）とは、1つの毛包（毛根のグループ）のことです。
毛は1本ずつ生えているわけではなく、自然な状態でも1つの毛包に2〜3本の髪の毛がまとまって生えていることがほとんどです。

➡ つまり、1株（グラフト）には、1本〜3本程度の毛が含まれているということになります。

一方、「本」は単純に植えた髪の毛の合計本数を指します。
例えば、「5000本の植毛」と言われた場合、それは「5000本の髪の毛を移植した」ということです。

➡ しかし、植毛では「株（グラフト）」で数えるのが一般的なので、「5000本」という表現はあまり使われません。

FUT法（ストリップ法）では、後頭部の皮膚を帯状に切り取って、そこから毛を採取する方法です。
この方法では、移植する毛の本数を数えやすいため、「本数」を意識する人が多い傾向があります。

また、FUT法の場合は広範囲に渡って髪の毛を採取するため、一度に移植できる本数が多いのも特徴です。
そのため、クリニックの広告などでも「〇〇本の移植可能！」といった表現が使われることがあります。

しかし、現在主流のFUE法やDHI法では、1株ずつ毛根単位で採取して移植するため、「株（グラフト）」で数えるのが一般的です。

現在、多くのクリニックではFUE法やDHI法を採用しており、基本的に「株（グラフト）」単位で移植を行うのが主流になっています。

例えば、以下のように考えられます。

✅ 1000株の移植 → 約2000～2500本の髪の毛
✅ 3000株の移植 → 約6000～7500本の髪の毛
✅ 5000株の移植（私が受けた手術） → 約10000～12500本の髪の毛

といったように、株の数 × 平均2～2.5本で本数が決まるという計算になります。

「5000本の植毛」と言われると、一見かなり多く感じますが、実際には2000〜2500株の植毛に相当します。
そのため、クリニック選びや手術の計画を立てる際には、「何本移植できるか？」よりも「何株移植できるか？」を意識することが大切です。

植毛の計画を立てる際、必要な株数を決めるポイントは以下のようになります。

私の場合、5000株を移植しましたが、その結果として10,000本以上の髪の毛が生えそろう予定です。
これにより、かなり密度の高い仕上がりが期待できます。

「植毛の本数」を意識すると、「自分は何本移植すればいいのか？」と考えてしまいがちですが、現在のFUE・DHIでは「株（グラフト）」で考えるのが一般的です。

✅ 1株（グラフト）には、2〜3本の髪の毛が含まれている
✅ FUT法では本数を意識しやすいが、FUE・DHIでは株単位で移植する
✅ 植毛の際は「本数」よりも「株（グラフト）」を基準に考えた方が正確

私の場合は 5000株の移植を受けました。つまり、本数に換算すると約10000本以上の毛髪が移植されたことになります。

植毛を検討している方は、「何本？」ではなく「何株（グラフト）？」を意識してカウンセリングを受けると、よりスムーズに自分に合ったプランを決められますよ！

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